株式会社ソフィアホールディングス

事業ハイライト

平成19年3月期 通期

当連結会計年度におけるわが国経済は、原油価格の動向や個人消費の伸びが鈍化するなどの懸念材料があったものの、企業部門の改善を中心に回復基調で推移しました。 携帯電話や自動車、デジタル家電などの組込み機器開発ではシステムの複雑化と開発規模の拡大が進み、ツールメーカーにもそれらの解決策が今後求められていく流れとなっています。また、インターネット関連では、ソーシャルネットワークサービスなど新たなサービスがさらに多くの人間のネットへの参加を促し、ネット参加者の 増加はインターネット関連ビジネスの市場を拡げています。

このような事業環境のなか、当社グループとしましては、組込み機器向けの開発ソリューション提供を中心とした当社とインターネット関連事業を中心としたソフィア総合研究所株式会社、アーツテクノロジー株式会社、株式会社ソフィアモバイルの4社により各事業ドメインでの業容拡大を目指して積極的な活動を行いました。特に当期が第3期となるソフィア総合研究所株式会社では、親会社の株式会社ソフィアシステムズよりも売上、利益ともに上回る業績となりました。

近年、インターネット関連のサービスはパソコンに限らずさまざまな端末での利用が広がり、当社が得意とするハードウェア寄りのマイコン関連技術と非常に近い分野となってまいりました。当社グループはこれを将来的な利益拡大の機会と捉えて、ソフトとハードの相乗効果を狙えるよう、グループ4社の力を結集し、注力する所存であります。

当連結会計年度の業績としましては、売上高が4,405百万円(前期比48.3%増)となりました。 損益面におきましては、営業利益297百万円(前期比49.8%増)、経常利益177百万円(前期比42.3%減)、当期純損失383百万円(前期は当期純利益112百万円)となりました。営業外費用が前期に比べ134百万円増加しておりますが、その主な要因は投資有価証券評価損及び持分法による投資損失の増加によるものです。また、所有資産の減損損失406百万円及び事業改善損失111百万を特別損失として計上いたしました。

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ274百万円増加(前年同期は545百万円の減少)し、当連結会計年度末には1,164百万円となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。
インターネット関連事業
インターネット関連事業では、平成16年12月に設立した100%出資子会社のソフィア総合研究所株式会社、平成18年9月に100%株式取得により子会社になりましたアーツテクノロジー株式会社では、インターネット関連事業・ECサイト構築関連事業を行っております。事業は順調に成長しており、売上高は2,386百万円(前期比181.8%増)となりました。 平成19年2月に設立した100%出資子会社の株式会社ソフィアモバイルでは、来期に向けた次世代モバイル端末の販売に向けて準備中ですので、売上高はありません。

情報システム事業
情報システム事業では、株式会社日本文字放送の株式番組放送終了(平成18年3月)に伴い、その放送を情報源とする株価情報システムの販売を終了したことで、パーソナル向け製品の売上高が減少しましたが、ネットワーク対応長時間録音装置の販売が増加し、売上高は212百万円(前期比112.6%増)となりました。

デザインオートメーション事業
デザインオートメーション事業では、携帯電話開発メーカーなどの重点目標分野・顧客を設定して拡販活動を行い、半導体メーカーや組込み機器用オペレーティングシステムのメーカーなどと緊密な協業体制を取り新製品の拡販及びソリューションサービスの提供を推進しましたが、売上高は1,807百万円(前期比10.7%減)にとどまりした。

当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

営業活動によるキャッシュ・フロー

当連結会計年度において営業活動の結果使用した資金は138百万円(前年同期は269百万円の使用)となりました。売上債権の回収、仕入債務の支払などの差額は特に大きくありませんでしたが、法人税等の支払額による支出があったことによるものであります。

投資活動によるキャッシュ・フロー

当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は113百万円(前年同期は278百万円の使用)となりました。これは、投資有価証券の売却による収入があったものの、投資有価証券の取得、有形固定資産の取得や新規連結子会社取得による支出が上回ったことによるものであります。

財務活動によるキャッシュ・フロー

当連結会計年度において財務活動の結果獲得した資金は525百万円(前年同期は1百万円の獲得)となりました。 前連結会計年度には特に調達等がありませんでしたが、当連結会計年度は子会社ソフィア総合研究所株式会社の社債発行による調達によるものであります。

事業ハイライト一覧へ戻る
株式会社ソフィアホールディングス
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町2-26 KDX飯田橋ビル4階 アクセスマップ